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 今回メンバーのうち高木さんは以前赤木沢を遡行している為、太郎衛平から五色ケ原 経由で室堂へ単独縦走、帰りは一緒に帰北した。
 7月15日 19:00北九州発 途中高速のドライブインで16日5時頃朝食、7時過ぎ折立着
 7月16日 晴れ 折立 7:55 出発 ⇒ 三角点(1870m) 9:30 ⇒ 太郎平小屋12:20着
 地図上でのコースタイムは、5時間でしたが、少し早めの 4時間25分で到着、とにかく暑くて太郎平小屋に着くと生ビールがあると聞いて早速、生ビールで乾杯、最高に幸せなひと時太郎平兵衛テン場まで約20分、テン場の直ぐそばに冷たい水が出ている水場がありなかなか快適なテン場。夕食は、高木さん持参の高級肉で宴会後早めに消灯。
   
   
 7月17日 晴れ 太郎平兵衛テン場 3時起床 4時キャップランプを付けて出発。
    太郎平小屋 小休止後 430出発 ⇒ 薬師沢小屋 610着
   
   
   
薬師沢小屋から梯子を下って、広い河原の左岸をいくと34箇所のへつりで腰までつかったが難なく通過、一度左岸から右岸に渡渉、すぐ右岸から左岸に渡渉それからすぐに、赤木沢分岐手前の滝つぼの左岸を高巻きすると 8:10 の地点に出る。
 水量しだいだろうがここまでの遡行が、一つの関門になる
赤木沢に入ってからは、特に難しい場所もなくザイルは、持参したが使用しなかった。
   
 
 赤木沢に入ってから 8:22 初めの滝から 9:50 大滝までの間は全ての滝を写真に撮ったので遡行時間が参考になると思う。
 赤木沢に入って 8:22 一つ目の滝を越えると次が 8:25 のナメ滝、いまいち写真では、伝わらないかもしれないが、評判どおりの水量が豊富な開放感のある滝だ。
 
   
   
   
 
   
   
   
   
   
   
   
 先行パーティーが登りきる間、小休止。
大滝の左岸には、しっかりとした踏み跡がありやや急な登りを登ると1006の滝の上部に出た。
   
 大滝を高巻きすると直ぐに分岐がある。
我々は、太郎平小屋により近いルートである右俣に入る。その後、小さな滝が連続で現れる。
 10:48 前方の滝が最後の滝と直ぐわかる。
10:50 滝上部での二人の表情が、今回の山行の感想が良く表現されていると思う。その後、10:56 写真のような開放感のある河原を遡行、前方の稜線付近に雪渓を確認でき、高山植物も多く見られた。
   
 
 11:15着 写真の左側の奥から雪渓の雪解け水と思われる、冷たい伏流水が湧き出ていた。ここで沢靴を履き替え、休憩を取った後、右側にルートを取った。やや疲れが出てきたものの 11:52 写真の爽快なロケーションを満喫しながら進んで行った。
 
 はえまつ帯に行く手をはばまれ、藪コギ。はえまつ帯を突破後、少し残った雪渓を横断すると、直ぐ縦走路に出る。後からルートを確認できる場所から見ると、もう少し右を回り込めば、はえまつ帯をかわすことが出来たようだ。
   
   
   
 太郎平小屋を出発し太郎平小屋まで 約10時間、太郎平小屋で大休止したため太郎兵衛平テン場までの往復と休憩も入れて約1時間見ると11時間弱の行程だった。
 7月18日 曇り 6:05 太郎平小屋出発
 
   
 下山途中の高山植物を観賞しながら、太郎平小屋から折立まで2時間30分の行程だった。
 赤木沢自体は、初級程度の沢だか、薬師沢小屋に宿泊しない場合、行程が長いため多少体力を要することと、水量が多い場合は、赤木沢の分岐までの遡行にてこずる事もあるかもしれないなと感じた。
今回は、天候にも恵まれイメージどおりの山行で全員大満足。
 Reported by S.Okamura  Photo presented by S.Okamura