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下記の話はノンフィクションです。
”オリンパス家μ(ミュー)子”とはずいぶん長い付き合いだ。
6年前にはモンブランへ、3年前にはマウントレーニア―、今回は北海道へ出かけた。
また、東京以南の山々、北・中央・南アルプス、八ヶ岳、富士山、南は宮之浦岳までいつも一緒だった。
6/6福岡空港を飛び立ち羽田へ、ところが羽田空港で”ミュー子”に異変が起きる。
起そう(スイッチを入れる)としても「ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・」と言うばかり。
あらゆる手当(バッテリーの交換・メデアの入替)を試みるが反応は無い。
早速、千歳空港でオリンパス家に病状を連絡するも解決策もなく手術が必要との事。
やがて利尻島に到着、ロッジに落ち着く。
”ミュー子”が居ない!ロッジやレンタカーを探しても見つからない。
仕方なく”カシオ家のEXILIM子”と利尻山に登ることにした。
しかし、初めてのお付き合いでなかなかうまくいかない。
やっとのことで打ち解け(写真を写す)大事に至らなかった。
その後、フェリーで礼文へ。
出港5分前に携帯が鳴る。
「”ミュー子”さんが見つかりました」と、間に合うのだろうか?
出港2分前に”ミュー子”が乗り込む。
すぐに、病状を確認する。
相変わらず「ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・」と言うばかり。
そこで最後の手段を取ることにした。
”ミュー子”は運動能力が優れていた(2mからの落下に耐える、-10度でも写る)ので1mからの高さから落とした。
恐る恐る病状を確認する。
するとどうでしょう!病気が治った!のです。
すぐに離れゆく利尻島を彼女と眺めに後部デッキに行く。
そして二日間礼文島で一緒にお花を愛でて回った。
奇跡に近い出来事が起きた旅行だった!
追伸:稚内のホテルで”ミュー子”を間違って落してしまった。
ひょっとしたら?不安いっぱいで確認、大事に至らずホット胸をなで下ろす!
これからも”ミュー子”と長く付き合って行こうと思う! 

緊急連絡:6/30”ミュー子”が危篤に陥りました。病状は前回と一緒でした。もう一度奇跡を信じて”AED”を試みました。結果は再度心臓は動き始めました。一安心です!でもいつまた心肺停止になるか、不安が付きまといます。
 
”オリンパス家μ(ミュー)子”
 
”カシオ家のEXILIM(エクシリム)子”
  
全快したミュー子が映した写真。
 
ミュー子と共に礼文島に到着
 Reported by K.akazawa  Photo presented by K.Akazaw