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2013年11月23日・24日の連休で好天が予想され、標高は低い山々であるが、海が眼下に広がり景色が良いとの情報なので足を運んでみた。北九州より車で約3時間、松島町フェリー乗り場の観光案内所で、上天草トレッキングBOOKのパンフレットを入手、まず次郎丸嶽と太郎丸嶽を目指した。駐車場より看板が随所にある。集落を縫うようにして山道に入る。
 
次郎丸嶽(397m)                     太郎丸嶽(281m
まずは右側の標高が低い太郎丸嶽に登ることにした。軽装で、約1時間で山頂に到着。上部は岩峰で、予想通り秋の天草の島々が眼下に広がりなかなかの風景が広がる。
 
太郎丸嶽への登り                     太郎丸嶽より次郎丸嶽を望む

太郎丸嶽より天草五橋方面を望む
 太郎丸嶽から次郎丸嶽へ、途中に次郎落しの大岩に掛けられたロープで大岩をのっこす。
 
次郎落しの大岩の登り口より撮影               次郎落しの大岩の上から撮影
 
次郎落しの岩峰の頭                   次郎丸嶽山頂(397m
次郎落しの大岩は、写真ほど高度感はなく難なく通過できる。しかし天候に恵まれ絶景である。

次郎丸嶽山頂よりライオン岩を望む。ライオン岩は、まさしくライオンの横顔。
 

                                                ライオン岩より次郎丸嶽山頂の見晴岩を望む

キャンプ場は我々だけの貸切で、炊事場の駐車スペースにテントを張って、夕食を兼ねた宴会。日が暮れるころには、マキで暖を取ってたき火にあたりながら楽しいひと時を過ごした。
 

翌朝、日の出前に、キャンプ場より白嶽山頂へ10分〜15分で到着。山頂で、八代海と九州本土が徐々に変化する朝焼け、そして日の出のパノラマを鑑賞することができ大満足であった。

日の出前の八代海
          
白嶽山頂(373m)                          八代海を朝日が照らす

白嶽山頂より左 次郎丸嶽・右 太郎丸嶽を望む

白嶽森林公園キャンプ場より二弁当峠に移動中の林道より白嶽と雲海を望む
白嶽森林公園キャンプ場より二弁当峠のトンネルの右側に林道を上り込み車で進んだがあまり整備がよくなく、両サイドにかなり雑草が生い茂った道路を進むと左に念珠岳の登山口に着く。路肩に車を止めて、登山マップでは、2時間の行程であったが、軽装であったこともあり1時間20分ほどで到着。眼下に港や、普賢岳も望めた。
 
念珠岳登山口                       登山道より念珠岳を望む
 
念珠岳山頂より眼下に港が望めた                遠くに普賢岳を望む
 
念珠岳(503m)山頂にて                    念珠岳より帰りの縦走路

国道266号線より普賢岳を望む
上天草の山々は、標高が低いがゆえに眼下に海が近くに望め、場所によっては、山頂付近に岩峰があり展望がよいことから、観海アルプスと銘打たれたと感じた。気候の良い時季には、中高年や子供連れのハイキングには、最適なハイキングコースである。
 

上天草トレッキングBOOKのパンフレットより抜粋 

Reported by S.Okamura  Photo presented by S.Okamura