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シャモニーの街からは、天候が良ければモン・ブランやエギュイ・デュ・ミディが望め、中心部は、色々な大道芸も出てにぎやかで非常に居心地の良い街である。

シャモニーの街よりモン・ブランを望む              シャモニーよりエギュイ・デュ・ミディを望む(望遠)

サン・ミシェル教会                      大道芸

 7月27日
シャモニーのサン・ミシェル教会のすぐ右の建物3階に山岳ガイド組合がある。 英語が堪能な溝尾さんがスタッフに訪ねて、非常に熱心に調べてもらい近郊の登りやすいルートを紹介してくれたのが、エギュイ・クロッキュ(Aig Crochues 2840m)の縦走であった。 天候が良ければだれか登っているのでルートは、分かるとのことであった。
  

山岳ガイド組合(奥の建物の3階)                山岳ガイド組合にて 

 7月28日
シャモニーに滞在する観光客には、宿泊を仲介する業者に請求するとシャモニー近郊のバスがフリーで乗車できる券が配布される。 早朝、近くのバス停よりフレジェールロープウェイの乗降駅のレ・ブラ(LES・PRAZ)〔1062m〕まで移動。
 
バス停前にて(後方ドリュ)                    レ・ブラ(LES・PRAZ)駅

フレジェールロープウェイの終着駅(LaFlé gére 1894m)            ロープウェイ下車してのスナップ写真 
 
アンデックス(ln dex)のリフト乗場                 アンデックスリフトでもう一登り

フレジェールロープウェイ終着駅よりシャモニー針峰群の眺望(望遠)

レ・ブラ(LES・PRAZ)駅からロープウェイとリフトを乗り継ぎアンデックス(ln dex)〔2,396m〕に到着。 ここからエギュイ・クロッキュへの登山開始である。 ややガスが出ている中、十数名の登山者がそれぞれ登っていくのに、われわれも後をついていくこととなった。

アンデックス(ln dex)下車地点

急登の岩稜を登る 

 急登を上り詰めたコル、ここでハーネス装着

岩稜縦走の取り付き                      トップを登る溝尾さん
 
岩稜を登る岡村夫妻                            稜線を行く先行パーティー

ガスで見え隠れする、先行パーティー

岩稜の稜線を進む                         懸垂下降
   
ルート取りを間違えた箇所。実際は、ここを通過しません

こちらが稜線の正しいルート
 
一瞬ガスの切れ間から下山ルートが見えた                   山頂にて〔2,740m〕

後方が山頂                         岩稜の最後のピーク

前方にブラン湖(LacBlanc)                    下山途中の雪渓

エギュイ・クロッキュ(Aig Crochues 2840m)の縦走は、簡単なチムニー状ルートから始まり比較的簡単な岩稜歩きで初心者向きのルートであった。 岩稜通過後は、ブラン湖(LacBlanc)〔2352m〕から、ハイキングルートをたどるのが正規ルートであったようであるが、岩稜に回り込みすぎてガラガラの岩場を下ってしまった。

下山ルートを間違えた岩稜から下りのハイキングルートを望む
 
ハイキングコースその途中での羊の群れ      前方リフトの降り口ln dexに到着        レ・ブラ前のバス停で一時間待つ

今回曇りがちであったため、エギュイ・デュ・ミディやモン・ブランの山々を見ることができなかったが、次回はぜひすばらしい眺望を見たいものである。 ロープウェイでレ・ブラ(LES・PRAZ)駅に降りてきたころで雨が降り出してきた。 すぐに来たバスは、ぎゅうぎゅう詰め、乗車をあきらめ次のバスの時刻を見ると1時間先でないとバスがなかったため、やむなく雨宿りしながら1時間待つはめになってしまった。
 

モンタンヴェールへの登山電車よりフレジェールロープウェイとエギュイ・クロッキュ(中央部分の岩稜)を望む〔7月30日撮影〕

シャモニーの街に戻ってから恒例の夕食を兼ねての宴会に向けて街に2、3か所あるスーパーで食材の買出し。 今回は、インターネットで事前に予約した、アパーメントホテル(1週間単位で借りることができる)キッチン、バス、トイレ、洗濯機、乾燥機、ベット4つで1名は、土間にエヤーマットで過ごし、5名でEUR.732(\111,590)なりであった。

スーパーの前にて                        我々が借りた部屋(中央下)
 
夕食を兼ねての宴会

部屋からは、モン・ブランやエギュイ・デュ・ミディが望めた。 アパートの前の川はけっこう流れがきついが、昼間はラフティングを楽しむ人達が次々流れてくる。 そんな彼らと挨拶しあうのもまた楽しい。部屋の気密性は良く、窓を閉じると音も全くしなくて快適であった。
 
駅で入手したシャモニーの地図
  Reported by S.Okamuray   Photo presented by K.Akazawa & S.Okamura